想い出を


少し前のお話になりますが、常からご贔屓いただいておりますお客様のお嬢様が六本木グランドハイアットホテルで、
素晴らしい御結婚披露宴をあげられました。



親から子、子から孫へと受け継がれていく着物のお仕事に携わって本当に一番良かったと思う瞬間です。



婚礼衣裳が定着するようになったのは、「お嫁入り」という結婚スタイルが一般化した室町時代からとされて、愛娘への愛情の深さが伝わる習わしでした。



結婚は親にとっては別れでもあります。



娘にきものや婚礼道具を持たせる親の心は、これを自分の分身だと思ってほしい、いつも見守っているよということなのではないでしょうか。



そんな場面を目にするたびに、熱いものがこみ上げてきます。








いつも私共に優しくお会いに来ていただいておりますお母様、上品で凛としたお嬢様、本当におめでとうございます。







心よりお祝い申し上げます。



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