2014-01-01から1年間の記事一覧

一年の御礼

あっという間の大晦日。 本日は午後5時を持ちまして、今年一年間の営業を終えさせていただきます。 毎年のことですが、どこか気忙しく感じられ、掃除からお正月の飾り付けと バタバタしているうちに閉店時間を迎えることが常である。 今年は予想していた通り…

ふきんいろいろ

いよいよ今年も残すところ10日足らずとなり、少しずつではありますが 気忙しくなっているところですね。 店頭では、年の瀬・年始のご挨拶に、大掃除にと中川政七商店の 「花ふきん」「柄ふきん」のご用命が多く寄せられます。 奈良の伝統産業でもある蚊帳生…

クリスマス主菓子

この度の爆弾低気圧による猛吹雪の爪痕は未だに尾を引いている北見地方。 各運送会社では集荷場に溜まった荷物が今をもっても配送されないため、 明日の日曜日まで集荷にも来てくれないほどとなっています。 先日お願いしてありました北陸からのクリスマス用…

猛吹雪2日目

昨日に引き継ぎ今日の北見地方は変らない猛吹雪。 午前8時に自宅待機との電話があった後に、通常通り開店するとの 連絡も分からないくらいに除雪に励んだお陰で11時近くの出勤と なってしまったのでした。 外は昨日よりもマシになったものの、変らず吹き上げ…

ホワイトアウト

日本海北部と根室付近の低気圧が北海道付近で一つにまとまり、 今朝は視界が遮られるほどの雪が強風に煽られ、猛吹雪の一日。 大荒れの天気となった今日の北見は、JR、路線バス共に不通。 昨晩からこの気象状況に備え、早寝早起きをして早朝から除雪をする …

干支裂地「吉祥未紋」

「羊」は古来より人との関わりも深く、特に遊牧民族にとっては大切で 神聖な財産そのものとされています。 また、群れをなす羊は、家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らす ことを意味しているともいわれています。 この裂地には遊牧民族の女性に織り継が…

11月も終わり

いよいよ明日からは師走、12月となる慌ただしさ。 北海道の冬も本格的な雪を迎えようとしている頃、タイヤもスタッドレスに 履き替え防寒用具も用意をしての準備万端です。 そして店頭には可愛い雪だるまの帯揚が、店内を一段と明るく楽しませて くれている…

11月の店頭便り

店頭用の自前で用意する今年最後のお花となりますでしょうか。 11月のこの時期の北海道は午後3時を過ぎると、空は暗く退社時間ともなれば 真っ暗の様子となる。 お花も春まではしばらくお預けとなり、いつも生花があった店頭から これまた寂しくなってしまう…

今年最後の茶会が終わり

本当にしばらく振りのブログ更新となります。 9月からここまで、慌ただしさ満載の走りに走った一ヶ月。 この間に本店では展示会、北見店でも京友禅のイベントが行われ、 息つく暇もないまま今日までたどり着いたような気がします。 秋から冬にかかるこの時期…

高盛胡粉小箱

お祝いの贈り物へと、京都の職人さんに作成してもらった 高盛り胡粉の桐箱。 お祝いということで、今回は宝尽し文様で細作をお願いした別注品。 日本人としての伝統と、技術を駆使した一品となり無事完成です。 3,4回と複数胡粉を塗り重ね完全に乾燥してから…

チャリティー茶会

先週の話、10月19日の日曜日は秋晴れに恵まれ、少しだけ冷たいものの 心地よい風が吹いていた一日。 今回で15回目となるチャリティー茶会が北見市芸術文化ホール隣会場にて 開催され、たくさんのお客様がお越しになられたのでした。 例年通りの組み合わせ、…

未の帯揚

大型台風19号が過ぎ去り、今朝の北海道・北見市は気温氷点下と 一段と寒さが厳しくなっております。 本格的な冬が少しずつではありますが着実に近づいて来ていますね。 来年の干支「未(ひつじ)」 その干支を帯揚で表した楽しい一枚。 群れをなす羊は、家族…

五種の花

日に日に秋が深まっているのが実感できる、そのバロメーターとして自宅の ストーブがいよいよ点火となる。 嗚呼、厳しい冬がやってくるのかと思うと心が萎えてしまいます。 店内では季節の茶花を週2回に入れ替えている中、今回のお花は 秋海棠(シュウカイ…

10月

10月に突入、北海道は秋本番を迎え気温も朝には氷点下になる地域も あるほど朝晩の冷え込みは日に日に深まっています。 先日開催していました秋の宮美展も無事終了し、余韻に浸る間もなく 北見を離れる。 また、バタバタした後半が始まるのです。 10・11月は…

秋の宮美展

さわやかな秋空の下、この度創業112年・秋の展示会「宮美展」を 明日17日(水)から6日間に渡り開催する運びとなりました。 秋の展示会「宮美展」 と き: 平成26年9月17日(水)〜22日(月) ところ: パラボ2階宮川呉服店特設会場 午前10時〜午後6時30分 ※…

店頭便り

9月。北海道の短い夏が終わり、北見店店頭ではすっかり秋の装いとなりました。 夏物が出番を終える度に、どこか淋しい気持ちになるのは私だけでしょうか。 ディスプレイが夏ものから、こっくりとした秋のきものに陳列替え、 小物も絽刺繍半衿から、塩瀬刺繍…

日野間道袋帯

日野間道が茶入れの仕覆に用いられたのは古く、会記面では緞子や 金襴に先行し、そして金襴や緞子が重宝されるようになっても、 間道の派手さ、渋味、美しい新鮮さを持つ織物は現在でも茶人の心を 魅了し続けています。 日野間道の組織は平地合いの茶地に海…

お手入れキャンペーン

6月のひとえ時期から、盛夏に入った7月・8月にお召になられたきものや帯は 特に汗や汚れなどを含んでおります。 衣替えのこれからの時期、箪笥に入れ替えられる前に一度ご確認下さいませ。 ◆ きもの洗いフェア ALL30%OFF 8月29日(金)〜9月15日(月)まで…

続・華紋のこと(その2)

昨日、華紋のことを記しましたが、今回は昨日のそれよりも少しだけ華やかな 華紋(しゃれ紋・加賀紋)のご紹介。 ピンク地の単衣訪問着は、はんなりとした地色の濃淡暈しに 友禅華文(かもん)柄。ポイントの上前・胸にはひとえらしく金銀糸の刺繍で 格調も…

続・華紋のこと

8月も残すところ一週間と少しとなりました。 来月からは一ヶ月間、単衣の時期に突入となりますね。 本日は単衣の附下お誂えが店頭に到着し、検針・検寸も無事完了。 龍介波文様の附下は品良くあっさりと、それでいて格の重みも持ち合わせて 上品に染め上げら…

お盆時期の店頭は

お盆も真っ只中、昨日からは帰省ラッシュとなり全国的に高速道路は 大渋滞のニュースとなっている中、ここ北見店は休みなしの営業となって おります。 北見店の入る「パラボ」は一階がバスターミナル直結ということもあり、 今週はじめからは大きな旅行カバ…

涼を楽しむ茶会

8月に入り暑かった先月とは打って変わり雨続きの北海道。 台風も近づいているのかジメジメしているのは相変わらずだが、 朝晩は過ごしやすくなってきたのは短い夏のお別れなのでしょうか。 8月6日(水)から11日(月)まで札幌、丸井今井百貨店一条館8階美術…

土用の丑の日

今日は土用の丑の日。全国的に猛烈な暑さ続いている中、ここ北見地方も今日は30℃越えと、 北海道には珍しいジメジメした暑さとなっています。 こんな日は鰻。 丑の日ど真ん中ということもあり、今日は市内ホテル恒例となっている うなぎ祭りの予約券を片手に…

結城紬無地

先日お客様にお求め頂きました結城紬無地。 産地にての地入れ後、お誂えが済み本日北見店に到着。 地色はボルドーを濃くしたような深いお色目。 胴裏、八掛共に紬生地のものを用いてのお仕立てとなります。 普段気軽に街着としてお召しになる際には、楽しい…

竺仙・松煙染ゆかた【トンボ】

竺仙・べんがら染めゆかたのご紹介です。 ご注文、お問い合わせはお気軽に当店までお電話頂くか、 お問い合わせメールにてお知らせ下さい。 【商品No.2989 べんがら染め小紋ゆかた 蜻蛉 】 価格66,150円(消費税込み、表地のみの価格になります) ■素材 (絹…

竺仙×ハローキティー コラボゆかた

ハローキティ誕生40周年記念として、 創業172年の老舗呉服屋「竺仙」とハローキティが初コラボレーション。 古典的な黄土色の流水に浮かぶキティの「流水柄」は、古き伝統の中に 今までではあり得ないミスマッチさが印象的。 染の技法は竺仙の持つ注染にてし…

シルク・レポート

この度、業界誌でもある一般社団法人大日本蚕糸会 蚕糸・絹業務 提携支援センター発行「シルク・レポートNo.37(2014.7)」に 宮川呉服店が北の大地の呉服屋として掲載されました。 こちらに掲載された記事から一部抜粋してではありますがご紹介 したいと思…

大きな行事が終わり

今日は北見盆地まつり花火大会ということもあり、晴天にも恵まれ 浴衣姿が特に目立ち街中の露天には大勢の人が溢れています。 先週の話になりますが、北見市にて開催された茶道裏千家青年部の 研修会が無事終了し、主管としての役割を無事果たすことができま…

札幌展ありがとうございました

早いもので、気付けば7月に突入。 6月の1ヶ月間は4ヶ所に渡る展示会もあり、本当にバタバタしていた 気がします。 6月最後の展示会は「札幌展」。 ノボテル札幌22階スイートルームからの眺めは、中島公園を真下に望む 気持の良い見晴らし。 会期当日は2日間…

「札幌展」開催

今年の北海道は冷夏といわれている中、今月上旬には気温37℃もあり 本当に冷夏なのか。と思っていたのもつかの間、それからは肌寒い 毎日が続いております。 6月も下旬に差しかかり、当店ではこの度下記の日程にて 「札幌展」を開催する運びとなりました。 「…