込められた願いを

吉祥の世界


「吉祥(きっしょう)」とは「めでたいしるし、よいきざし」とあり、
「吉祥文様」とは縁起が良いものとされる動植物や物品などを描いたもの。


この度の宮美展にふさわしく、おめでたい気持ちを宮美展会場に少しでも
感じて頂けますようにご紹介いたします。



「吉祥文様」はその昔、唐様の多彩な意匠をうけて平安時代には、和様の意匠が
すでに完成されたといわれてます。


和様、唐様、動物や謡曲などの文芸的なものを題材にし、そのものに込められた
意味や願いを生かして、それぞれの表現を友禅染めの技法や、匠の織り技術を
駆使して創作した着物や帯を是非ご覧下さい。



■ 訪問着「芳橘蝶熨斗文」
■ 錦袋帯常磐瑞祥文」


「橘」  我が国では橘を古くから常世国(不老不死の仙境)の霊木と考え、
     室町時代には不老長寿の吉祥的性格を示す模様として用いられます。


「熨斗」 熨斗とは、あわびのし略で、古くから汚れを払う清浄な儀式用の食品と
     して重視されてきました。あわびには不老長寿にまつわる伝説も多く、
     その起源は古く中国からきています。



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社長就任 感謝継承 宮美展
4月12日(月)・13日(火)・14日(水)
ホテル黒部 2階「富士の間」

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