あおによし

              あおによし


あおによし 奈良の都は咲さく花の にほふがごとく今盛ざかりなり


作者  小野 老(おのの おゆ)は平城京の役人でした。



花の都奈良から地方九州への転勤は、やはり相当ショックだったようで、
太宰府だといっても、所詮は九州の田舎だ。やはり奈良の都でないと、
奈良ならはよかったなあ…都は大きいし…」ということを平城京の都を、
美しく咲く桜の花に見立てた歌です。



「あおによし」で詠まれた平城京「桜」から取材して創りました袋帯は、
優しさと、華やかさを取り合わせています。



    



万葉集奈良時代につくられた全20巻、4536首からなる日本最古の歌集。



恋人に対する思いをよんだ「相聞」、
死んだ人に対する悲しい思いをよんだ「挽歌」、
宮廷祭式など晴れの機会に詠われた公的な「雑歌」(ぞうか)の
3部類に主に分類されています。




        



万葉集の中で「奈良の都 平城京」を詠まれた歌を題材に、川島織物の技を
駆使して、草木染めなどで染められた糸を織り込んで出来上がりました
万葉の世界の帯の数々を発表いたします。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秋・冬新作発表会 宮美展
9月8日(水)〜 13日(月)6日間
パラボ2階 宮川呉服店特設会場

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●宮川呉服店 オフィシャルホームページ http://www.miyakawa-gofuku.jp
●お問い合わせ info@miyakawa-gofuku.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー