楽しい長襦袢

きものと帯の合わせ方は、その方の個性とセンスが十人十色ですね。


長襦袢もまた、大事な個性を表現できる大事なお洒落要素のひとつです。


先日、電車に乗っている中で長襦袢をきれいに合わせている方を偶然見る
機会があり、ある意味きものと帯の合わせ方よりも感心して


センスの良い合わせ方をしている方を拝見すると、きものに対しての
洒落感覚がひとつ上の感じがするのは私だけでしょうか。




すまし感のある、友禅であしらえた千鳥柄の長襦袢は、ざっくりとした
民芸調の織物に合わせるというよりは、洒落た小紋や少々すました感じの
紬などに良く調和する「何気なく、気取らない」合わせ方ではないでしょうか。




先ほどの千鳥柄と同じ生地で染め上げた、兎(うさぎ)柄とアラレ柄の長襦袢


このタイプの長襦袢は、普段着として毎日お召しになる方はもちろんですが、
きものを着始めた方で、あまり冒険感の無い無難に合わせることのできる
長襦袢だと思います。




おもしろく、印象的でもある大格子取りの柄は直線描きではなく、
あえてよろけた感じで表現することで柔らかさも感じられます。


大島紬などに合わせるとグッとお洒落感が増してきそうですね。


長襦袢は、肌に一番近く着るものですから、特にその生地も重要に
なってきます。


縮緬(ちりめん)地のようにシャリッとした風合いのものから、
綸子(りんず)地の柔らかい生地目のものまで、お好みの生地と柄で
振口から見えるお洒落を自分好みで表現してみてはいかがですか!




この度の宮美展でも、今回アップした他に楽しい長襦袢をたくさんご紹介
いたしますので、是非参考までにご来場をお待ちしております。




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秋・冬新作発表会 宮美展
9月8日(水)〜 13日(月)6日間
パラボ2階 宮川呉服店特設会場

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●宮川呉服店 オフィシャルホームページ http://www.miyakawa-gofuku.jp
●お問い合わせ info@miyakawa-gofuku.jp

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