フォーマ用の小物

年明け2日から始まりました初市から、ここのところしばらく
店頭にいたのですが、冠婚葬祭にご利用されるお品を、お求めに
なられる方がことの外多く感じられました。



昨今、結婚式はあっても身内だけ、または簡素に澄ませて
披露宴も催さずに、礼葬着を着る機会が減ったと耳ししますが、
嬉しいことですね。




黒留袖には白金の帯〆・帯揚を用いますが、色留袖の場合
(特に関東地方)では、お召になる方と結婚式を挙げられる本人との
関係が遠縁にあたる間柄のときに、帯〆と帯揚を白では無く、
色ものを用いる場合があります。


その場合、必然的にバッグやお草履も帯〆帯揚に合わせた格調のものを
お選び頂けると良いことと思います。




従来礼葬着には、共布の(お揃いの生地で創られた)草履とバッグを
セットでお持ちになられる方が多かったかと思いますが、最近はバッグと
草履を別々に合わせて単体でお求めになられる方も増えています。




従来販売していたお揃いの草履バッグセットは、特にバッグの形が手持ち
(かかえ型)が多く、どうしてもバッグ単体だけでは使いづらく、
セットでの使用となると、本当のかしこまった席(黒留袖や色留袖を着用)
でしか合わせづらいといったお声を良く耳にしました。





まだ単体で草履やバッグをお求めになられた方が、訪問着や附下にも
合わせられるということなのでしょう。



核家族になり、以前のような結婚披露を催すことが少なくなった現代
ならではの選択に加えて、よりご自分の個性に合わせた
「自分らしさ」を演出できることなのかもしれませんね。





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