便り

本日、大学時代の後輩からメールがあり、日本原子力開発機構に勤める
彼は現在茨城県東海村に勤務をしているのですが、先日まで国と東電の
協力のために福島の応援に行って来たそうです。



今回の東日大本震災の被害に遭われた方々へのお見舞いと、
現在の福島での謝罪と事態終息へ向けての支援に全力で取り組んでいる
との内容でした。



彼とは在学当時の大学時代では学年が重ならず、私が卒業をしてから
入れ替わりで入学し、その後サークルのOB会などで合って以来、
彼が卒業をしてからの最近まで、会えばばお互いの近況や、皆でワイワイ
飲みに行ったりと明るい後輩でした。



思えば互いに卒業後の進路一つが、人生の生き方の左右になると
心で分かっていても今回のメールでより深く考えさせられました。


一生懸命で明るい性格の彼のことですから、この事態終息に向けて
全力で取り組んでいることと応援しています。


その彼ときっと今会う機会があったら、
「それぞれが今すべきことを頑張ってやりましょうよ」なんて
言われそうな気がします。


募金やお見舞いも当然のこと、私の今すべきことはきっと、この日本文化
でもある「きもの」を通じて心のゆとりを少しでもご紹介して、今までと
変わらず平和な暮らしが続くことを祈るしかありません。





この度の「宮美展」も開催するか否かは非常に悩みましたが、
幸いにも被害に遭わなかったこの地域で、少しでも元気な日本を
取り戻せることができるように、私たちが努めてできることは
今まで通りに仕事をし続けるしかないと考え、開催する運びと
なりました。


私の周りにもこの度の震災で甚大な被害に遭われた方々や、
お客様の中で現在もご親族が避難所生活を強いられている方々も
いらっしゃいます。



先ほどお話しました後輩も大変辛い毎日を過ごしていると思う中、
建前ではなく本当に笑顔が取り戻せるように、周りの僕たちが笑わなければ
きっと前には進んでいかないかと思います。


以前のブログにも書きましたが、全世界が日本を応援し続けています。



頑張ろう日本。