紬ゆかた

連休が終わり、5月も中旬に差しかかってきました。


これからの時期の北海道は日も長く、私個人では一年で一番好きな
過ごしやすい季節です。


先日もお伝えしました、ゆかたの続きを少しだけ。



東京日本橋「竺仙」の本染ゆかた。
紬ゆかたの着尺で、その染め上げも先日お伝えしたコーマ地とはまた違う
風合いと趣があります。



地色のかすれ具合と、柄は白上げの中に効いた挿し色をアクセントにした
どこか懐かしく優しい感じが残るゆかたです。




生地は綿でも、紬糸を織り込んでいるために少し地厚に織り上がって
います。


昨今のブランド感覚のゆかたが多い中、日本古来の技術を用いた
本格ゆかたを着こなすと逆に目立つかもしれません。




2009年の竺仙のゆかたポスターも同じ生地を用いた紬ゆかたを
使用しています。


博多帯ももちろん合うのですが、むしろこちらのポスターのように
ミンサー帯など、少し素材の違うざっくりした帯のほうが面白く
なりますね。




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