「技」への拘り。

6日から開催する「大島紬絞り染めの会」の最終準備打ち合わせを
京都で済ませ、北海道に帰って来ると荷物の山、山。


店舗に直行後、待っていた社員と留守中の引き継ぎをした後慌てて
商品の確認を皆で始めるも、気付けば閉店間近となり夜から控えていた
会議に出掛けることとなる。
申し訳なく思いながらも、お土産を手渡してお店を後にする。





大島紬は軽くて捌きが良く、絶妙な光沢が魅力。
そんな大島紬でもこだわりを持って制作している一元(ひともと)式で
織られた大島紬を一堂に紹介しようというのだから自然と気持ちも
高ぶるのです。


昭和の時代までの多くはこの「一元式」でしたが、多くの手間と高度な
職人の織技術を必要とするために現在は生産数も少なくなっています。





市場の多くは「カタス」と呼ばれるもので、厳密には絣部分の糸が一元
(ひともと)よりも簡素に交差して織られているもの。


修業時代には良くこの「一元」の組織を先輩や仕入方に教えてもらったと
懐かしく思うほど、昨今この「一元」を織り続けている職方が減少して
いるのが実情かも知れません。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大島紬絞り染めの会」
と き : 平成25年 2月6日(水)〜11日(日)
ところ : パラボ2階宮川呉服店特設会場
      午前10時〜午後6時30分

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「悉皆展」
悉皆職人3日間来場 8日(金)・9日(土)・10日(日)
と き : 平成25年 2月8日(金)〜27日(水)
ところ : パラボ2階宮川呉服店特設会場
      午前10時〜午後6時30分※毎週火曜日は定休日とさせて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


●宮川呉服店 オフィシャルホームページ http://www.miyakawa-gofuku.jp
●お問い合わせ info@miyakawa-gofuku.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー