長かった京都

先週の金曜日から京都・宝ケ池、国際会館に於いて開催された
お茶の大会に出席。
全国から600名が集まり、初日の呈茶席から始まった公演や研修を
2泊3日のスケジュールでの催しだ。


私は実行委員をいうこともあり前日から京都に入り準備にあたるのだが
思っていたほど京都は暖かくない。
普段着は半袖しか持参していなかったため、周りの実行委員メンバーから
「宮川さん気合い十分だね」なんて言われる始末。


それでも、開催当日からの天候は全て晴天となり気温も上がり
北海道でいうならば初夏のような恵まれた気候となる。




京都到着後、すぐに向かったのは大徳寺
2日目に控える研修コースの下見に行くのだが、今回は四国から参加の
実行委員の方と一緒にの下見。
方向音痴の性分な故、自分一人で研修コースを回っていたのならば
おそらく迷って大変だったのだろう。



実際の研修コースにての写真。
こちらは静好堂中島さん。
裏千家職方で表具全般の仕事を手掛ける表具師として三代目を数える工房。
表具師の仕事は、掛け軸・襖(ふすま)・障子(しょうじ)・屏風(びょうぶ)
腰張(こしばり)などの製作を手掛け、「和紙」を扱うものが主となる、
まさに職人の技をこの目で体感です。



宝ケ池グランドプリンスホテルでの懇親会終了後には、北海道から
参加のメンバーで北山のイタリアンに場所を変えてのブロックナイト。
飲むは飲むはで、この後行った〆のラーメンでの記憶があまりないのです。




翌日には朝5時に起床。就寝は午前3時と睡眠は少なくとも気合いが入る。
この日は今日庵平成茶室での茶会のお手伝いなのです。



厳粛とした中での濃茶席のお手伝いともなれば、前日のお酒などどこかに
いってしまったかのように、人生でもいちにを争うくらいの緊張感。


午後4時には実行委員の終礼も終わり、無事滞り無くこの度の行事全ての
日程が完了となる。


さすがに終盤には疲れも出てきたのだが、どこか清々しい疲れなのだ。
普段滅多に体験できない経験をさせていただいたことに感謝です。



最後の京都の夜は北海道から参加の友と一緒に街中での打ち上げ。
翌日北海道には最終便で帰北。


半袖しか持参していなかったのを忘れていた訳ではないのだが、
さすがに気温4度は厳しく、つくづく北海道は広いと感じた、
この度の京都だったのです。


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