10月

10月に突入、北海道は秋本番を迎え気温も朝には氷点下になる地域も
あるほど朝晩の冷え込みは日に日に深まっています。


先日開催していました秋の宮美展も無事終了し、余韻に浸る間もなく
北見を離れる。
また、バタバタした後半が始まるのです。


10・11月は文化の秋ともいわれ、各週末には茶会や踊りの発表会、また
三味線お琴など芸術発表会も盛んに執り行われます。


毎年この時期の週末は着物を着込んでの移動。
時には遠路旭川、札幌まで日帰りなんてことも多々あるので
着物ローテーションを考えずにお手当てに出してから後悔することも
しばしばです。


さて、たまには仕事の話など。
先の宮美展でも感じたところですが、着物の需要も少し変ってきたのか、
必要な方が必要に応じてのお買い求めは以前から感じ取れていたのだが、
この春から秋にかけて冠婚葬祭・特に冠婚に関してのお問い合わせが多く
結納・結婚式に合わせて以外にも、七五三のお祝いに家族も晴れ着で、
また入卒にお召しになる控えめな訪問着・附下を。
など、人生の節目に着物で迎えられる方がとても多く感じ取られます。



成人式の振袖はもちろんのこと、着物をひとつの特別な日を迎えるための
お召しものとして、また見直されてきたような、それを今までは遠巻きに
観ていたものを自分で着てみる着せてもらう、そんな印象です。


日本人として受け継いできた大切な文化は、細い糸なのかもしれませんが
決して切れることなく確実に受け継がれています。
伝え手の私たちがその糸を強く引っ張っていくことが務めなのでしょう。



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秋の展示会「宮美展」
ありがとうございました。

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