加工品

ゴールデンウイークも終わり、春真っ只中の北海道。
日本列島の桜前線は、観測史上最も早くゴールとなったそう。


連休最終日には毎年恒例となった夏タイヤへの衣替えで、
これからの季節を楽しむことになります。


先月開催された宮美展が終わり、それぞれ加工品の処理に追われる毎日。
湯のしから地入れ、紋入れにはじまり裏地の選定に、いつものことながら
心ときめかせての作業である。



色無地や八掛の別染めは色見本として反先の生地を細く慎重に裁ち、
それぞれの加工伝票に貼り付ける。


きものや帯には様々な裏地、帯芯が無ければ着るもの・締めるものには
なりません。
ざっくり紬には織節のある真綿の裏地を用い、やわらかものにはそれに合う
風合いの裏地を選定しなければ、せっかくの表地が台無しになるのです。


上質な表地をご紹介できるのも、しっかりとした裏地があってのこそ。
当店では3件の裏地専門メーカーとの取引があり、それぞれ適正に合わせて
取り寄せや別染めをお願いしています。
今更ながら感謝の念は堪えません。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●宮川呉服店 オフィシャルホームページ http://www.miyakawa-gofuku.jp
●お問い合わせ info@miyakawa-gofuku.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー