手拭い
京都をイメージする言葉、それは「ほっこり」。
「ほっこり」とは京ことばで「やすらぐ」「ホッとする」という意味。
京都で育まれた伝統や職人の技術は今も受け継がれ、
今も私たちの生活に根付いています。
それは今も昔も日本人の心の中に「ほっこり」を連想させる何かがあるから
なのでしょう。
忙しい毎日を送る現代人に「京のほっこりを感じて欲しい」、
「生活の一部に京の風情をお届けしたい」。
そんな願いを商品一つ一つに込めて創りました手拭いの数々です。
古くは手巾、江戸時代頃に手拭という言葉が使われるようになり
庶民にも普及したとか。
現代ではタオルあるいはハンカチの使用が多いですが手拭が廃れた
わけではなく、粗い平織りで長さのある手ぬぐいにはタオル地の
製品にはない利点があり、農作業、伝統芸能、祭、剣道などでのかぶり物、
鉢巻、目隠し、汗ぬぐいなどとして、あるいは布巾として
今なお利用されています。
拭の端が縫われていないのは、清潔を保つ為水切れをよくし早く
乾くようにと云う工夫だそうです。
最近は実用的に使われる方以外にも、額に入れてお部屋に飾ったりと
用途は様々。
普段接客している私達よりも、お客様方に様々な使い方を教えて頂く
こともあったり・・・。
お恥ずかしい次第です。
是非一度、日本手拭いの良さを体感下さい。
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