遠かったJ1

Ｊ１復帰は夢に終わりました。

北海道の雄、コンサドーレ札幌の今年はＪ1復帰へ勝負をかけた1年でした。

降格したチームは、1年で復帰しなければ戦力の流出やモチベーションの低下
が避けられません。

2008年の札幌はＪ1に復帰するまでに5年を費やした苦い経験があります。

今季の札幌はダビの名古屋への移籍金、約3億円を活用してＪ2トップクラスの
強化費を掛けて6億5千万円。
外国人選手も3人複数年契約を交わしたのに・・・。

今季の赤字は確実で、来期の赤字は許されない中、2年続けてのギャンブルは
許されないでしょう。
さらに、筆頭サポーターニトリの撤退も追い打ちをかけ、来年の補強費はさらに
今季より2億円少ない4億円台が確実。

ダニエルソンら主力選手にも移籍話が浮上してる中、来期の選手補強を
どうするのか、不安要素ばかりです。

ジュビロを去る中山らにオファーを出しているのは、若い現有戦力をまとめる
ベテランが必要と判断したフロントに、少しは納得しているところもありますが
どうなることやら。

しかし、救いはサポーターの力。
新規の観客は伸び悩んでいるとはいえ、ゴール裏は毎試合赤と黒に
染まっています。

石崎監督は「札幌のストロングポイントはサポーター」と断言するように、
来期は開幕スタートダッシュをかけ、絶対にＪ1昇格を果たして欲しいものです。

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