夏の附下その2

これからの盛夏の時期は、袷にはない夏にしか表現出来ない
爽やかな意匠や色彩の爽やかな装いを楽しむ、きものの醍醐味を
感じさせてくれます。


昨日に続き新作の夏附下のご紹介を。



静かな黄地に、優しく手描き友禅であしらえた流水波頭に葵文様が
盛夏の時期に清涼感をひときは感じさせてくれます。


糸目友禅の柔らかい波をバックに、存在感のある波頭に葵の意匠は
これからの時期ならではの図案ですね。



ポイントになる刺繍の多くに銀糸を用いるのもまた清々しさを演出して
くれます。


先日ご紹介した作品の地色よりも少し落ち着いた黄地は、お召しになる
年代幅も広がり、お祝いの席から格式のあるお茶席など用途は広くお使い
頂けるのではないでしょうか。




生地は伊と幸の五本絽と、こちらもしっかりとした駒絽の白生地から
染め上げました。


白地の長襦袢が下に入ることでまた、さらに全体の色目が優しくなる
夏の逸品です。



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