きものと帯の相性

お盆も過ぎて、北海道では暑さも一段落。
日一日と温度が下がりつつあり、短い夏も終わろうとしている気配です。

店頭では５月から陳列していたゆかたも出番を終えて陳列替え、
すっかり秋ものに様変わりの店内となりました。

9月に入りますと、薄ものからひとえに衣替えです。

ぐっと秋らしくなる9月の単衣は、6月の春ひとえとはまた違う取り合わせで
秋の季節感を表現してみてはいかがでしょうか。

優しいブルー地とクリームの色目で染め上げた友禅暈し（ぼかし）に
ゴム糸目友禅で染め上げられた草花文様、絶妙な色糸で縫い上げられた
花喰鳥が程よいアクセントになっている附下です。

帯の取り合わせで季節感の表現がだいぶ変わってくることと思いますが、
9月初旬を意識して今回は、薄地の単衣袋帯を合わせてみました。

色の濃い（鉄色やチャコール色）地色の帯なども相性が良いとは思いますが、
濃い地色の帯を合わせることで着姿の中心に重みが増すため、少し残暑を考慮して
今回はシャリ感のある、このひとえの袋帯で優しく取り合わせてみました。

附下は「千總」、袋帯は「川島織物」の制作。
この2社の相性が良いのは昔から、
各制作担当者に聞けばやはり2社ともお互いの出す色目、文様のテーマを
意識しながら制作活動にあたっているとのことです。

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「悉皆展　洗いシミ抜き 30％OFF」
8月26日（金）〜　9月11日（日）
宮川呉服店　湧別店・北見店、両店舗にて開催

8月26日（金）〜　28日（日）3日間、悉皆職人来場
※北見店のみの来場。

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●宮川呉服店　オフィシャルホームページ　http://www.miyakawa-gofuku.jp
●お問い合わせ　info@miyakawa-gofuku.jp

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