お召生地でコートを。

一面雪景色になりました北海道では相変わらず寒い日が続いています。



一般的には積雪のある北国では、冬の時期のコートはビロード地や
輪奈コートにはじまり織生地の風合いが厚い能装束柄などが多く用い
られております。






雨コート地では軽くて寒すぎ、輪奈コートまで厚ぼったいとうことも
あり今回はお召し生でのコートをご紹介します。




この冬の時期には全国的に輪奈コートなど防寒目的のコートは未だ健在に
合わせられていることとは思いますが、以外に北海道では地域柄電車などの
公共機関の乗り物よりも、自家用車やタクシーにての移動が多いことから、
案外軽めの生地でのコートが最近用いられることがここ最近多くなって
きています。



こちらの写真のようなお召し生地を用いた風合いのコートは、本来の防寒責務を
果たすとは言いきれませんが、当店では以外に十分と重要があります。





最初にお召し地のコートを、防寒用の一枚目としてのコートとしてお求めに
なられる方は少なく(当店でもそのようにはあまりお勧めしませんが…)、
あくまでも2枚目3枚目といった雪対策、雨対策のご意見が多く感じられます。



雨コートはあくまでも雨コート。
それに替わる少しすました、またもう少しだけすましたコートに用いる
素材に「お召し」というのも選択の余地があることと思います。



とは言え、完全な防寒対策にはなりませんし、織物の中での「お召し」という
組織織の位置付けの織物ですから、面白みのない単色遣いのどこか寂しいところに
感じられるかも知れませんが、それはまた用途と着る人のためを思った素材で勝負
しているものではないでしょうか。




写真の品(全て):京都【矢代仁】製





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「大蔵ざらえSALE」
と き : 12月1日(水)〜19日(月)
ところ : パラボ2階 宮川呉服店特設会場

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