札幌展回顧

6月に入り北見店から始まった決算市は、会場を移動しながら17日を
もって終了。いつもの年ならばこれで一区切りと一安心をするところ
などだが、今年はその後に初めての試みとなる札幌展が続く。



会場に選んだのは「ノボテル札幌ホテル」。
札幌市内中心部、中島公園駅からすぐの立地にある高くそびえる
ノッポのホテル。
以前はアーサー札幌の名前で営業していたために、ここで「ノボテル」と
言ってもあまりピンとこない方が多いのは否めない。
私もその名前を聞いてもすぐには頭に出てこないものの、実際にホテルを
見ると「なるほどここか」と分かったほど。





以前から札幌出張の際にはよくこのホテルを利用していたため、私自身は
勝手がわかっていてのだが、お客様からするとはたしてすぐに分かって
頂けるのか。

ホテル景観を見れば分かるということから、急遽札幌展の案内状にホテルの
写真を差し込みアクセスの充実を計るが、そんな不安をよそにご来場下さる
お客様方は当たり前のようにお越しになる。
田舎者の考える一抹の不安には困ったものです。



22階スイートルームからの眺望は中島公園を一望でき、ホテルの閉塞感から
解放してもらえる癒しとなります。
札幌の夜景もまた見応えがあり、最終日の夜は皆で語らいついには朝方にまで
なってしまう、久しぶりに時間を忘れた楽しいひと時となるハプニングも。




多数のお客様は商品を観て頂く間も「少し休憩」などと、一度ソファーに移り
甘いものをお召しになられてからまた、商品を見直されるなど、ゆっくりした
空間がまた楽しく贅沢な時間となる。



洋風なホテルに合わせて用意したのは、ブールミッシュのチョコレートに
マシュマロの組み合わせは白桃やマンゴ、オレンジなど5種類の味から
お召し上がり頂くことに。



また長丁場になってはいけないと、和でいうところの干菓子感覚でさらに
同店のマカロンも数種類追加をして、後半のお休みにと考えていたところ
こちらも完売するほど評判が良かった。


甘味を用意した女性陣もこれには満足したのか、返り際には店頭にも用意を
してお得意様にお召し上がりを希望するために、急遽お土産を含めた数を
買い求めて家路に着く。


長く続いた合計4会場での展示会では、ご贔屓頂くお得意様から新規の
お客様までご縁を頂き出会いの大切さを肌で感じた連日となりました。


特に札幌展では、初めて開催する不安と楽しみの狭間だったものの、
想像以上にお得意様からの支持が多く寄せられ、来年は早めに日程を聞いて
必ず伺いたい、などの声を聞く度に嬉しくもあり、これからもっと
しっかりしなければいけない責任感を実感します。


6月を末にして、これからやっと北海道にも短い夏がやって来る。
季節感を大切にする日本人らしく、来月からは薄物に紗の角帯で
店頭に立つぞと、意気込み新たにする自分であります。




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第1回 札幌展ありがとうございました

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