お慶びの日に

きものを取り扱う仕事に就いている中、お慶びの場面に携われるのが何よりも
嬉しく、このお仕事の醍醐味なのであるのかもしれません。





これから嫁がれる愛娘様の晴れの日の舞台の衣装を、親娘が楽しく幸せそうな
にして一枚一枚ご覧になられる様は、携わっている私たちも自然に心が豊かな
気持ちとなり、そんなご家族の幸せのために、少しでもお役に立てるように
意匠の説明にあたる。





吟味してお選び頂いた衣装は、染め元にて丁重に準備をして家紋を入れてから
針を入れて一枚のきものに仕上げるのです。


数ヶ月を掛けてお誂えが出来上がった頃に合わせて、お納めする際の桐箱に
意匠名を入れて、母から娘に分身となり受け継がれる衣装をしっかりと
守り込む。





調整を承るということは決して一時ではなく、永遠に責任を持ってあたらせて
頂かねばいけないことなのです。



時代が変わっても、この日本伝統の受け継がれる文化は変わること無く
受け継がれていくのでしょう。






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