竺仙 奥州小紋「波に大楓」

連休も終わり、すっかり春満喫の北海道。
早くも今年新作のゆかたが染上がり続々と入荷しております。


今年は2月初めに雪深い北海道から東京・京都へと新作ゆかたの
発表会に出向き、帰って来た頃の空港前に停めてある車は
真っ白な雪に埋もれている。
そんな時期に受注をした新作が染め上がる度に、例年のことでは
ありますがまた夏を迎える準備のような気がします。


新作竺仙・奥州小紋ゆかたのご紹介です。


ご注文、お問い合わせはお気軽に当店までお電話頂くか、
お問い合わせメールにてお知らせ下さい。



【商品No.2997 奥州小紋 波に大楓 】
 価格60,000円+消費税(表地のみの価格になります)


■素材 (絹綿100%)
■長さ  12メートル
■巾   38センチ


経糸で絣を織りだした奥州絣の生地を用いて、手織り紬のような独特の
風合いの綿生地に、伝統的な染め方の一つである「引き染め」で江戸の
頃より伝わる中形の柄を染上げています。


現在この染め技法を手掛けられる職人は数少なく、現在となっては
貴重な一枚となりつつあるのです。



「奥州小紋」その名の通り、小紋染めとして注染で染めた生地の
白抜き部分に刷毛で色を手挿したのが始まり。


その技法は、長板の両面に生地を張り生地の表面に型紙を置き防染糊で
片付けをする。


これを乾燥させてから「豆」を引き、また乾かしてから引き染めを施す。
「豆」を引くのは色にコクが出るからだそう。


その後アクセントとなる箇所に一つずつ、刷毛を使って色を手挿しして
いくのです。



雨が降ると各工程間の乾燥が不十分になり、生地を傷つけてしまう
ために仕事が中断されるため天候不順も考慮した、量と質のバランスを
計りながらの物づくりとなる丹念な手仕事なのです。




【お仕立て代】
 ■ミシン仕立て ・・・10,800円(衿付けのみ手縫い)
 ■手縫い仕立て ・・・16,200円 
 ※いずれも消費税込み価格、生地の風合いを損ねないために全て
  国産仕立てにこだわっております。




【ご注意】
 ■摩擦、汗等で他に色が移ることがあります。
 ■お洗濯には、ぬるま湯等は色落ちの原因となりますので、
  必ず冷水を使用して下さい。
 ■漂白剤の入った洗剤は使用しないで下さい。
 ■色落ちすることもありますので、白いものと一緒に洗わないで下さい。



商品詳細は、お気軽にお電話、下記メールにてお問い合わせください。



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