北村武資料「上品羅」

連休も終わり北海道では一気に春となり、過ごしやすい天候が
続いています。


連休中に少しでも記事をアップしなければと思っていたのも束の間、
気付けばあっという間に今日となってしまいました。


昨年からお願いしていた北村武資「上品羅」名古屋帯が出来上がり、
首を長くして待っていたところ、やっとの到着です。




 

少しオフがかった色目は、白々していない微妙な優しさを
表現してくれています。



羅織の歴史は古く、およそ2000年前に中国で織り上げられ、日本には7世紀頃
伝えられらといわれます。
現代に「羅」織を甦らせた北村武資は、自らの技法を確立し羅を復元。
平成7年に「羅織」の技法にて、重要無形文化財人間国宝)に
認定されています。



「上品羅」の名の通り、品の良さはもちろんのこと、厚地な生地にも
関わらず、しなやかな質感で風合い見事に織り上げられている一筋。




合わせるきもの、年代を選ばない、まさに一生ものの夏帯といえるでしょう。



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