続・華紋のこと

8月も残すところ一週間と少しとなりました。
来月からは一ヶ月間、単衣の時期に突入となりますね。
本日は単衣の附下お誂えが店頭に到着し、検針・検寸も無事完了。




龍介波文様の附下は品良くあっさりと、それでいて格の重みも持ち合わせて
上品に染め上げられています。




お客様からのご要望にて華紋を入れることに。
しかし、その華紋の柄は全て当店にお任せするからというのである。


きもの全体のイメージを崩さないようにと悩んだ挙げ句、
附下の龍介波からポイントを取り、波頭を丸くして華紋にあしらうことにする。


地色のグレーの濃淡に合わせ、金糸を少しだけアクセントに用いた色糸で
縫い上げてもらった。
濃いグレーがとても効いていて、波頭の白も上手に縫い上げている。



華紋は派手になるようなものばかりとお考えの方もいるのかも知れませんが、
そのイメージを図案から興して、品良く納得のいくものを縫い上げてもらう
ことも可能です。


当店のみならず、華紋を入れる機会がありましたらご贔屓の呉服店
ご相談されてみてはいかがでしょうか。





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