附下着尺「蒔絵松」

相変わらず寒い日が続き、北見も気温はマイナス二桁は当たり前の
毎日となり、明日の予想最低気温はマイナス22度。


ここまで寒くなると気になるのは流氷でしょうか。
オホーツク海沿岸から流氷が目視確認された最初の日を「流氷初日」と
いいますが、平年では1月中旬から下旬頃に現れまます。


今年もそろそろ流氷初日を迎え、接岸日もそう遠くはないのではと
思うほどの寒さです。




初春を迎えて、幾分落ち着いた頃の1月中旬は各所で新年会や初釜、
踊り初めなど、おめでたい装いの着物を目にします。


「蒔絵松」と銘打たれた附下は、しっかりとした手描き仕事で、
勢い良く浮き出るような友禅が施されています。




生地は少しだけ照りのある雲取地紋の白生地を使用することで、
小付けの柄であっても見劣りしない品格が現れます。




柄数少なくとも、友禅の仕事の良さで文様が引き立つ逸品。
合わせる帯も金銀糸一辺倒ではなく、糸調子で格調ある袋帯
合わせることで、お出かけの幅が広がるおきものではないでしょうか。


附下着尺「蒔絵松」:千總




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