足袋

素敵な着姿に重要なのはもちろん着物、帯はそうですが
足袋(タビ)の存在も決してあなどれません。



「お洒落は足下から」・・・といいますが、お洒落な草履や
TPOに合った草履にも必ず足袋は履かれますよね。



同じ白足袋でも機能性に優れたものから、個人の足形に合った
タイプのものなど幅広くあるんです。



せっかくの着物日和に、自分の足に合わない足袋を履いて
辛い思いをしないよう一度確認してみてはいかがですか?





宮川呉服店のお取り扱い足袋は「福助足袋」です。


当店創業からの取扱いで、今日まで百年以上のお取引きをしています。


12体の干支の福助さんから、オーソドックスのものまで約30体以上が
店頭に飾ってありますよ。




3代目夫人(私の祖母ですが)に聞いたところ、昭和初期の時代には
馬車で届けられた木箱の中にこれでもかという数の足袋が積み込まれて
いたそうです。



当時は現在のような靴下ではなく足袋の生活スタイルで、日常の
生活必需品だったんですね。




戦後になると一年に一回、お正月に陶器で出来た福助人形とともに
足袋が納品されたそうです。


ちなみにこちらの福助人形が一番古いものらしいです。



時代を感じますね〜。




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