お洒落草履

お洒落は足下から…と良くいわれます。


本日は、そんなお洒落草履を紹介いたします。


台には柿渋で染めたヨットの帆を生地として使用しています。


一般的な酒袋生地と比べて、とても丈夫でさらっとしているのも
特徴のひとつです。


色留めを施しておりますので、足袋に色が移ることがなく、
自然な色のムラがなんとも味わい深く、一足ごとに微妙に
違った表情があるのも手染めの味といったところでしょうか。
   


様々な素材と染め上げた草履の台から、宮川呉服店好みの別誂え品を
鼻緒と組み合わせてお創りしています。


こちらの花緒は真田紐
   
真田紐には様々な色・柄の種類がありますが、
同系色にすっと入ったラインが全体を引き締めます。


色数を少なく、すっきりとまとめることで
お着物の色を選ばない心強いお草履になっております。


前坪の赤色がアクセントになっていますね。


少し薄い藤色の台に、江戸小紋地の鼻緒をあしらえました。





コルク芯は見えない部分だけに、確かな素材であることが大切です。
どんなに良い「天(足の裏を乗せる表地)」や
「巻(ぞうりの横の部分、履いた時に鼻緒と同様いちばん目立つ部分)」、
「鼻緒」が素晴らしいものでも、最終的な履き心地はコルク芯で決まります。


耐久性、弾力性などの点で天然コルクに勝るものはありません。


年に数回大阪の職人のところに出向き、直接仕事を見せて頂き、
見えないところも徹底的にこだわって創ってもらっています。


全て手創り___。


昨今ではここまで手間と時間をかけた履物は珍しくなってきました。


真田紐、江戸小紋、友禅柄などの他に、印伝の鼻緒もお洒落ですね。


上記の写真の商品はいずれも(税込)39.900円


この他にも店頭にはたくさんの素材の草履をご用意しておりますので
お気軽にお電話または、宮川呉服店オフィシャルホームページ
「お問い合わせ」からお尋ね下さい。



また改めて違う素材の草履をご紹介したいと思っています。




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●宮川呉服店 オフィシャルホームページ http://www.miyakawa-gofuku.jp