創作

この度の京都はとても過ごしやすい気候に恵まれて、
寒がりの私でもコート無しで十分な心地の良い出張となっています。


先日お伝えしました洛趣会の余韻が残る中、きものと帯の創作の
一日が始まりです。




9月に打合せをしました図案の改良されたものが、次々と下絵として
出来上がってきています。


綴帯の地色になる色は、実際の糸では光沢が強くてわかりにくいために、
一度試織(試しに少し織り上げる)をそれぞれ数色したものを参考に
決定します。


やはり綴(つづれ)帯の場合、織り上がると糸本来の色目より
若干陰が出来やすく、見栄えの色の印象が変わってくるのです。




営業担当、製作担当を交えて熱く議論が続きます。

来春発表予定の帯の下準備はおおよそ出来上がりつつあります。

日本の織技術をリードする川島織物の熟練職人が、丹誠に糸一本
心を込めて織り上げます。



綴帯の機(はた)がずらりと並びます。

ここから、それぞれの作品が誕生するのです。



袋帯の機でも、これからの新作が続々と織り上げられています。


少し気の早い話ですが、来年4月には北見市内のホテルにて大々的に
展示発表会が催されますので、どうぞ皆様ご期待下さい。




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