絞りゆかた
ゆっくりとではあるものの、少しずつ春を感じられる北海道。
雪に隠ていた土手が露わになり、これから急速に茶褐色の色が
緑に変わり行くのが日一日と感じられる、待ちに待った季節と
なります。
店頭には今年のゆかたが入荷となり、陳列を見ているだけでも
瞬く間に夏色に変化していくのが季節感を演出してくれています。
今夏は定番の竺仙の長板ゆかたに加えて、藤井絞製の綿麻地
「雪花絞ゆかた」が良い色挿しのアクセントとして彩りを加えて
くれています。
京都、絞り製造メーカー「藤井絞」はその名の通り、絞り染め一筋。
私が大阪で修行していた先から長年拝見しているからなのか、
その絞り染めの技術はもちろん、独特の藤井絞らしい色遣いが魅力の
ひとつでもあるのです。
ゆかたライフも年々変化を遂げて、近年ではより本物志向を求める
傾向にある中、手仕事の技だけは守り続けていかなければいけませんね。
2月に受注した竺仙ゆかたも染め上がりが近づき、来週からはいよいよ
店頭にも新作ゆかたが勢揃いとなります。
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創業110周年記念 宮美展
ありがとうございました
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