江戸小紋展開催中

12日から開催そております「竺仙　江戸小紋展」も今日で4日目となり、
店頭の江戸小紋に囲まれて過ごすのにすっかり慣れ、日々帯の取り合わせに
勤しんでおります。

しかし、今週も暑い。今日も気温は32度を越す猛暑日となっていて、
館内のクーラーが無ければ仕事など出来ないであろうというくらい暑いのです。

それでも、きもの姿でご来場いただくお客様には頭が下がる思いで、お付きに
なられるとすぐに冷たいお茶をお飲み頂き涼んでもらうことから始まります。

深みのある茶地に染め上げた行儀文様は、取り合わせる帯によって雰囲気も
お出掛けになられる場所も変わってくる「江戸小紋三役」のひとつ。

これから秋冬にかけて、これくらい渋みのある中にも温かい色目の江戸小紋を
身に纏い、塩瀬のなごや帯などを締められてお出掛けになるのも楽しいですね。

対照的に薄色の万筋江戸小紋は、同系色の帯をを合わせて軽やかにも着こなせ
る万能の一着。

手付けの江戸小紋の中でも、縞柄を染上げることが一番難しいとされ、
最後に到達する熟練のみが手がけています。

江戸小紋は型紙と染めが命。
良い型があっても、染めが下手では作品にはならないのです。

この縞柄を糊付けから染上げるのは現代の名工にも認定されている浅野榮一氏。

平成20年には黄綬褒章をされている、この道一筋の職人として現在も
最も難しいとされる縞柄を中心に日々研鑽を重ねています。

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「竺仙　江戸小紋展」
と　き　：　9月12日（水）〜17日（月）
ところ　：　北見市パラボ2階宮川呉服店特設会場
　　　　　　午前10時〜午後6時30分　※最終日のみ午後5時まで

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●宮川呉服店　オフィシャルホームページ　http://www.miyakawa-gofuku.jp
●お問い合わせ　info@miyakawa-gofuku.jp

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