北村武資 作品展

重要無形文化財保持者【人間国宝】 北村武資 作品展


この度、10月25日(日)から開催いたします千切屋す業290周年記念
羽衣 染織逸品展にて北村武資料作品展を同時開催をさせて頂きます。


中国以来の古代織を蘇らせ、現代に生きる新たな織の世界を創出する
染織家 北村武資氏。


透けて輝く「羅」と、密度の高い紋織の「経錦:で人間国宝
認定されている氏の比類なき技が可能にした、複雑にして洗練された
文様の作品をご紹介いたします。




「経錦」とは、色糸を経糸に重層的に組むものをさし、経糸の浮き沈みで
地と文様を織り出した錦の事です。数色の色経糸をまとめて1本のように
扱って、地や文様に必要な色経糸を表に出し、残りの色経糸を裏側に
沈めることによって表現されるものです。

密度の高い織物にて、しなやか。
やわらかさに絶妙なしゃり感を持ち合わせる帯地は、
とても軽やかでハリ感がある織り上がりが絶妙です。


落ち着いた墨黒色は微かに光沢を出し、繊細な入子菱の地紋の上に、
大地から花が美しく咲く様を表しています。




「花作土」と銘打たれる一筋は、鶏頭の花のような作土文様を並べた図柄。
正倉院文様にもあるように、この草花文の大小により、大鶏頭、中鶏頭、
小鶏頭と呼び分けているそうです。


また、大名物「円乗坊肩衝茶入」や「橋立茶入」などの
仕覆に用いられることも。
作土(つくりつち)草花紋や草花動物紋に、その根付いた土壌までを
単一の紋様として配したもの。


※第67回正倉院展より引用。



ご案内状をご希望の方は下記お問い合わせメール、または直接お電話にて
お申し付け頂けましたら、本案内状を郵送させて頂きますのでお気軽に
お申し付け下さい。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千切屋創業290周年記念 羽衣 染織逸品展
と き: 平成27年10月25日(日)〜27日(火)
ところ: ホテル黒部2階「知床」「摩周」
     北見市北7条西1丁目 電話0157-23-2251
     午前10時〜午後6時30分 ※最終日のみ午後5時まで。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●宮川呉服店 オフィシャルホームページ http://www.miyakawa-gofuku.jp

●お問い合わせ info@miyakawa-gofuku.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー