厄除け「鱗文様」

今日は災難な1日。
朝一番に外商に出掛ける途中で知り合いからメッセンジャーにて
添付ファイルが届く。


何の気無しにスマホをタップして数分後、自分の携帯へ嵐のような数の
メッセージが届いていることに気付く。
どうやらFacebookが乗っ取られてしまい、私の知り合いへ勝手に
同じウイルスが散布されていたようです。


慌てて知り合いに解除方法を教えてもらい、その後散布させてしまった方々へ
お詫びのメッセージを打つこと小一時間。
生まれて初めてウイルス、乗っ取りにかかってしまった1日となりました。


こればかりは仕方がないところですが、いざ自分に降りかかってしまうと
世の中恐ろしいと実感したところです。


厄年ではないものの、お店に戻り厄除け鱗柄等の小物の陳列をして今日あった
自分なりの厄払いをすることに。





厄除けには「鱗(うろこ)柄」「七色」「長いもの」といわれ、
その中でも代表的なものは 鱗(うろこ)文様があります。

鱗文様は、三角の形を重ね合わせ、地と文様とがジグザクに入れ替わり
構成されたとてもシンプルな文様です。


「うろこ」という名前の由来は古くは古墳の壁画などにも描かれていて
魚のうろこに似ていることから付けられたといわれています。


鱗模様は蛇や蝶を連想して脱皮を表し厄を落とし再生するという意味があり、
江戸時代には厄除けの文様とされました。


厄除けに身につけるものは、鱗柄のほかに「南天(難を転じる)柄」、
「六つの瓢箪柄(無病)」などがあります。

「七色の腰ひもや帯〆」なども良いとされています。
かつて弘法大使が七色の小物を持って荒行に耐え、様々な苦難を逃れたという
説から七色は厄除けや福を呼ぶ力があるといわれています。


また数字の八と九を「やく」と読み、七は八九の前で
「厄が無く縁起が良い」とされて七色に厄除けの効果があるとされたようです。
語呂合わせのところもあったのだと感心してしまいます。




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