秋の気配

９月に入り、北海道は早くも秋の気配が少しずつ感じられるように
なってきています。

暦の上では秋ですが京都はまだまだ暑い日が続いていました。
先ほどまで京都にいたために、余計にそう感じられるのでしょうか。

今回は東京、京都と長期出張だったために幾分疲れが溜まっています。
無事に帰って来たこともあり余計にそう感じているのかも知れません。

実際に東京や京都に伺い、たくさんの商品を見定めての仕入れ（買い付け）
もそうですが、取材した意匠から一つの作品を創り上げる「創作」の
打ち合せを何人もの現場スタッフや制作者と行うことは本当に熱が入ります。

昨日、川島織物で打合せをしたときには綴帯の図案を前にして
私を含めて6人のスタッフが一点一点、こと細かくの議論です。

柄の配置、配色、地色を決める、そのために一度試職（少しだけ織り上げて
実際にその色出しが良いものかを確認する試験的に織ること）を行い、
そしてまたいちからの作業に戻る段取りを行いました。

ひとつの作品を創るためにどれくらいの時間と労力が必要なのか・・・、
でもそれは良いものを創るために絶対必要なことなのですね。

これからの時期に合わせて、きものや帯も新作を揃えてですが、小物も
充実した内容に一新です。

帯〆や帯揚もそうですが、ちょっとこだわった下着も入荷して来ますので
是非一度店頭にご覧にいらして下さい。

帰りの飛行機は羽田経由のAIR DOです。
関西〜女満別の直行便がなくなったのは本当に不便ですね。
早く復活してくれないでしょうか。

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