相楽良刺繍

週末の北海道は晴天が続き、とても過ごしやすい日となっていますが、
このところの気温の冷え込みに伴い、私の周りでも風邪を引かれた方が
多くなっています。




今回は以前のブログでもお知らせしました相楽良刺繍の附下着尺の
別バージョンをご紹介いたします。







薄紺の縮緬地にポイントとのみに縫い取られました附下着尺は、無地の
延長上の格付けにあたるつもりで制作を依頼いたしました。





「渦」の文様は、白糸と地色に対しての共濃色のみの2色で用いれられ、
粒の大きさを変えながら立体感をもたせています。





上前とオクミの柄合わせは一カ所のみとして、全体の刺繍の数も出来るだけ
あえて簡素にさりげなく。


前回ご紹介した相楽良刺繍の附下では、文様の中部分に銀糸を使用しましたが、
今回はあえて色糸のみであっさりと仕上げました。




帯び合わせによっても季節感を表現できるように、この附下自体に無駄な色目を
入れていないのが特徴となっています。






濃い地色の袋帯とは対照的に、写真のような白系の袋帯を合わせるとでは
またこの附下のイメージがガラッと変わってきますね。





前回ご紹介しました相楽良刺繍はこちらをご参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/miyakawa-gofuku/20110812/1313111995




図案配色 : 宮川呉服店

制作   : 京都【あけ田】





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