穀織

最近は食べ物ばかりの内容だったブログ内容も、久しぶりの商品紹介で
内容一変となります。


有職織物・喜多川 俵二作 穀(こく)織 なごや帯」




俵屋18代・喜多川俵二は古来より受け継がれてきた文様に現代の息吹を
吹き込み、平成11年には父親に次いで『有職織物』で重要無形文化財
保持者に認定されました。





穀織は有職織物「うすもの」の一つ。
この組織で織ったものは昔から男子皇族、夏の正装など公家装束に
用いられる織物で、一般に使用されることは少ないされています。

緯糸を一越おきに表面に浮かせて文様を表すのが最大の特徴。

この浮糸が米粒を並べた様な感じになることから「こめ」、
「こめおり」とも呼ばれています。





黒地の絽小紋に合わせて、涼感をいっぱいに感じさせる、
見ているだけで「良い帯」と認識してしまうのではないでしょうか。


一色の糸で織り上げた笹菱文様が、格調高く上品に締まります。




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